スクエアダンスはチップ(tip)という単位で区切られています。
1つのチップの中で「ハッシュ・コール」と「シンギング・コール」の形式があり、一般的なコールならばハッシュ・コールの後にシンギング・コールをして次のチップに渡します。
今回はシンギング・コールの解説をしますがスクエアセット(正式にはStatic Square)の状態からコーラーの指示通りに動くと女性だけが反時計回りに1つずれたStatic Squareに戻る動作を4回おこない最後にはオリジナル・パートナー(最初のパートナー)に戻る構成となります。
シンギングの構成は
・オープナー(Opener)
・フィギュア1(Figure1)
・フィギュア2(Figure2)
・ミドル ブレイク(Middle Break)
・フィギュア3(Figure3)
・フィギュア4(Figure4)
・クローザー(Closer)
の7パートに分かれており各々のパートは16小節になっております。
この内、フィギュアの4回で女性が反時計回りに1つづつズレて戻ることになります。
シンギング・コールは音楽が7パートごとに区切られていますので一旦始まると歌の最後まで止まれませんのでハッシュ・コールと違いダンサー、コーラー共に間違えると挽回が難しいです。
ただシンギングの存在意義は次のコーラー、キュアーにダンサーさんを気持ち良くなってもらってバトンパスをする役目、食事でいうところのデザート的に位置付けになりますので基本的にはシンプルになります。
コーラーさんにとってもシンギング・コールは、とても重要でコールの抑揚・正確なタイミング・発声はシンギングコールで勉強してハッシュ・コールに生かしています。
スクエア・セット(正式にはスタティック・スクエア Static Square)
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